会長ご挨拶

経済学部同窓の絆を深める場に

第4代 福岡大学経済学部同窓会会長   篠原 統

  福岡大学経済学部は日本経済の急成長とともに母校福岡大学が総合大学へと発展する中、1959(昭和34)年に法経学部が分離して誕生しました。学部創設60数年の伝統と6万数千人の卒業生は多くの「福大経済OBOG」として国内外で活躍しています。

 「経済学部同窓会」は学部創設と同時に発足し、経済学部同窓生交流の場として、2年に1度「福岡大学経済学部同窓会総会」を開催し、会員相互の親睦と交流を図ってきました。2020年初頭からの新型コロナウイルス感染拡大は、世界中に大きな影響を及ぼし、人や物の流れが大きく制限され、経済的に大きなダメージを受けました。

  現在の「コロナ禍」という試練の中でありますが感染収束後には同窓会として、「会員の高齢化による組織構成の見直し」、「事務局運営の在り方」などを再検討する必要があるのではと感じています。


 時代も昭和、平成から令和となり、会員の高齢化や組織構成の見直しなど、同窓会の発展、拡大を考える時、新しい時代を見据えた同窓会の運営方法での必要性も迫られています。コロナ禍という試練の中で、「経済学部同窓会の絆」を維持していく上でも、総会については感染予防措置を十分考慮することで、対面での開催を実施し、次の世代へ継承を進めたいと考えます。会員の皆様のご理解を賜りたいと存じます。


 今後、「経済学部同窓会」は、その拠り所となる母校「経済学部」との連携を深め、教職員陣との緊密な連携と活動を通じて、OBOGの士気と学部の名声を高めつつ、母校の経済学部受験者増加へのPRとなるべきところだと考えます。また、同窓会及び学部情報を発信、共有しながらOBOG・在校生が先輩から後輩へ「経済学部の絆」を繋げ、深めていくことが大事な使命と思っています。

 「創立100周年」という節目を12年後に控えた母校「福岡大学」を応援し、100周年へ向けて「経済学部同窓会」の輪をさらに広げて行きましょう。